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草履のお手入れ

履くことが何よりのお手入れとも言われるように、たびたび履いている草履は長持ちします。けれど、しまいっぱなしになりがちなのが草履です。
いざという時に草履がだめになっていた…そんなことにならないためにも保管場所と日頃のお手入れが大切です。
 草履もきものと同様に、太陽と湿気が大敵です。必ず日の当たらない、風通しの良いところで保管しましょう。 

長くきれいに履くために大切なこと

使用後の掃除

掃除の方法は、素材によって異なります。下記をご参照ください。

保管場所

湿気のたまる所・日光の当たる所は避けて、通気性の良い状態で保存する。
ビニールには入れない。
変色の原因になるため、革草履の場合は防虫剤の使用を避ける。

陰干し

履いて出かけることがないときは、年に2、3回陰干ししましょう。

左右交互に履く

草履は右左のないものがほとんどなので、左右交互に履くことでかかとのクッションの減りを均一にできます。

クッションの交換

かかとのクッションがすり減って草履の本体まで痛む前に、新しいものに交換しましょう。クッションの付替えはいきさで承っております。

雨天に注意

草履の底や野崎表などの下駄の表面の接着が雨で弱くなることがあります。本降りの雨の時は雨天用の草履を履くか、草履カバーをつける方が望ましいです。

使用後の陰干し

斜めに立てかけてしっかり乾燥させてください。底が水に濡れたときは、底を上にして立てかけます。

使用後の掃除の仕方

エナメル(皮革)

ガーゼなど柔らかい綿の布で表面を拭き、専用クリーナーを薄く塗りその後きれいに拭き上げてください。クリーナーを拭き残すとシミになることがあります。

合成皮革

固く絞った布で拭き、その後乾いた布で水気をよく取ります。

佐賀錦など布製

表面を軽くたたいてホコリを浮かせ、柔らかいブラシで汚れを落とします。電気掃除機にブラシをつけて使うとホコリがきれいに吸い取られます。

パナマ・畳表など

目に沿ってブラシでホコリを払います。

ワニ・トカゲなど

乾いた柔らかい布でよく拭きます。クリーナーを使うとツヤがなくなることがあるのでご注意下さい。