スタッフBlog
2023.04.21
2024年3月20日前後に卒業式を迎える方へ

2024年(令和6年)の3月20日前後に卒業式や謝恩会で袴を着ようかなと思われていたら、お早目の下見をおすすめしています。これまでは卒業式の日程が重なることはあまりなかったのですが、今年は3月20日前後に着用の方が非常に多く、遅めに来られた方にはレンタル候補のうち何点かお断りしないといけないことがありました。卒業式の日程が決まられたら、ぜひ早めに気になっているお店でお下見されたらと思います。ここ数年袴のコーディネートやデザインなど、いろんな変化があって着られる方もご家族もきっと楽しんで選んでいただけると思います。
2023.04.18
旅にお役立ちのリバーシブル半巾帯

ゴールデンウィーク間近。日中はあたたかく、どこかに出かけたくなる陽気です。着物での気軽な小旅行にもおすすめしたいのが、リバーシブルの半巾帯です。
両面使えるリバーシブル帯、特に両面のデザインがまったく違う雰囲気なら、一枚の着物でまったく違う印象の着姿ができます。半巾帯は軽くてかさばらないの上、いろんな帯結びが楽しめる為、そのあたりもおすすめポイントです。締めていても楽なので、たくさん動く予定のときはぜひおすすめです。





2020.08.06
風呂敷であずま袋づくり
風呂敷をエコバックに使ってみました。エコバックのサブ選手として使うのはいいけれど、毎回結ぶのはちょっと面倒かもしれません。おしゃれな風呂敷のイメージを損なわずに使うなら、風呂敷をあずま袋にしてしまえばいいのでは…?ネットで調べてみると、風呂敷をあずま袋に縫って使われている方がいました!風呂敷あずま袋はこんな感じに縫うと作れるようです。↓作ってみました。直線縫いだけなので、手順はわかりやすかったです!買い物袋に使うなら風呂敷サイズ縦横100センチ以上はほしいですが、サイズの小さな風呂敷で作ってもお出かけのサブバックによさそうですね!

1、まず、風呂敷を対角線でカットします。
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2、写真のように2枚の生地を重ねます(一枚の三角形の頂点がもう一枚の三角形の底辺の中心に来るようにする)

3、写真の破線部分、生地が重なっているところを縫います
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4、反対側も同じように、生地を重ねて縫います
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5、裏面を表にして、底になる部分を縫い代1㎝で縫い合わせます
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6、ほつれ止めに、底辺の縫い代をバイアステープでくるみながら縫います(直線に縫うのでバイアスではなく直線に裁った生地でも大丈夫です)
テープの端を1.5~2㎝ほど余分に残して、縫い代1㎝(3、の縫い線の上かやや外側を縫うようにすると縫い目がきれいです)で縫い合わせます

7、バイアステープを写真のように蛇腹に折って、本体を縫い込まないように注意しながら際を縫います。もう片方の端も同じように縫います。

8、縫い代をくるむようにテープをひっくり返すと、端がきれいに収まりました

9、ひっくり返したテープの端を直線に縫います
(底の始末をバイアステープを使わず袋縫いでするともっと簡単です。

10、今回は1m巾の大きな風呂敷で作ったので、マチをつけてみました(ここでは10㎝にしました)
袋の角を底辺を中心に三角形に折りたたんで、チャコペンで印をつけたら直線に縫います

11、もう片方も同じように縫ったらできあがりです

肩にかけるとこのくらいの大きさになります

2020.07.05
風呂敷エコバック
レジ袋の有料化もあり、最近風呂敷がエコバックとして人気だそうです。なんでも色柄がたくさんあること、小さくたためてかさばらないこと、洗濯機で洗えることから買い物袋代わりに便利!という声がよく聞かれるそう。何年か前は風呂敷がバックやサブバックとして盛り上がっていましたね。買い物がかさばってもちにくい…というときにひとまとめにできて便利でした。ちょっとしたお泊りや引っ越しのときも、衣類をたくさんまとめて運べるので重宝します。ここ数年は純和風や和モダン、レトロなどいろんな色柄の風呂敷が作られていて、並べて見るだけでも楽しいです。
少し前まで風呂敷は嫁入りに必ず持っていくものでしたし、今でも風呂敷好きの方がときどきプレゼントや自分用に買いに来られます。家に風呂敷がある方は風呂敷エコバック、試してみてはいかがでしょうか。
いきさでも仕入れをしている京都の風呂敷メーカー山田繊維さんのサイトに風呂敷エコバックの作り方が動画でわかりやすく紹介されています。
ymds.co.jp/season/ecobag.htmlむす美ふろしきエコバッグ

2019.01.24
お母様の振袖を着られる方が増えています。
成人式にお母様の振袖をリメイクして着られる方が増えています。いきさに振袖を見に来られる方の中でも、お母様の振袖を着るかレンタルするか迷っているという方がよくご相談に来られるようになりました。少し前までは新しい方がいいという娘さんの方が多かったのですが、今年は積極的にお母さんの着物を着たいという方がたくさんおられました。5年前とくらべると2倍ほどに増えているでしょうか。 いきさではお母様の振袖のことをママ振と呼んでいるのですが、このママ振でお母様が一番心配されているのが、古くみえないかということです。でもこの点はあまりご心配なされなくても大丈夫かと思います。もちろん色使いや柄は今のものとは変わってきていますが、一番変わったのは帯締めや帯揚げなど小物の色数が非常に豊富になったこと、帯締めに飾りがついて装飾的になったこと、振袖の色使いでしょうか。ですので、小物を変えると一気に現代風になってお母様の時の振袖の質の高さもあり、コーディネートした振袖姿は今の振袖にも見劣りしません。レトロな柄や色使いの振袖の人気が高まっていることもありますし、一度新しいコーディネートでどんなふうに変わるか見てみられると感じがつかみやすいと思います。
お母様の振袖を着ることで他にない良いことは、お母様がご成人を迎えられるときに振袖を用意したお祖母さまやご家族の思い出が蘇って、家族の思い出が重なっていくことだと思います。コーディネートを考えるときも思い出話に花が咲いていますし、前撮りや成人式の当日お母様の振袖を着たお嬢様の姿を目にすると、ご家族は前撮りや成人式の当日に振袖姿をみてお母様のときはああだった、こうだった…とお話されています。新たに作られたものを着る楽しさも、思い出のあるものを着る喜びも選ぶのはとても難しいですが、振袖に袖を通していくと着物姿の自分がイメージしやすくなって、何もわからない不安がワクワクする気持ちに変わってきます。浴衣は着たことはあるけれど着物を着るのは初めてというお嬢様がほとんどで、心の中には不安も多いかもしれませんが、振袖を着た姿は本当にきれいです。わからないことはなんでもお尋ねください。手をかけてつくられた美しい振袖を着る経験を心おきなく楽しんでいただけたらと思います。

2018.12.20
着付け部最終練習
今日は成人式に向けての着付け部最終練習がありました。いきさ着付け部は着物が好きで着付けが好きな人の集まりでで、この日も自主練習でした。毎週1回の練習と月1回の研究会があるのですが、時間との勝負になる成人式当日の振袖着付け前はさらに気合が入ります。お嬢様一人一人に合わせた着付を行うために、帯結びに限らず、帯〆・帯揚げの結び方を何パターンも考えていきます。振袖を着た一日を心おきなく過ごしていただけるように着崩れしない綺麗な着付けを目指してこれからも頑張ります!