衿が開いてきたとき


 

①右手で上前(表に近い方)の衿を持ち、左手を身八つ口から入れて下前(肌に近い方)の衿を持ち、少しずつ横に引きます。

 


 

②衿がつまったら、上前の衿からつながったおはしょり(帯の下に出ているゆかたの折り返し部分)を斜め下に引きます。

 


 

③仕上げに背中心(背中の中央の縫い目のこと)を引っ張って、背中のたるみをとります。

 

帯がゆるんできたとき(応急処置)


 

ハンドタオルを適当な大きさに折りたたんで、浴衣とひと巻き目の帯の間に差し込みます。タオルの厚みが帯のすきまを埋めてくれます。

 

白い浴衣に要注意

白っぽい浴衣は透けやすいので、必ず下になにか着てください。


 
生地にもよりますが、白っぽい浴衣は下に着ているものが透けてしまいます。浴衣の下に必ず裾除(すそよけ:巻きスカートのような着物用のペチコート)か、着物スリップ(ワンピースタイプの着物用下着)を着ます。脇汗対策には袖のあるタイプがおすすめです。洋服用のペチコートは汗を吸わない生地のものが多いので、天然素材のものを選びましょう。これだけでも涼しさが変わり、ほどよい透け感で上品な色気を演出してくれます。
 

和装ブラのこと

きれいな胸元をつくる!

和装ブラにはワイヤーやアンダーのカップは入っておらす、凹凸をなだらかに整えてすっきりと上品な胸元を作ってくれます。和装では、なだらかな胸元をつくるためにブラ以外にも、たたんだ手ぬぐいを当てたり、暑い時期でなければ着付け師はよくワタを胸の補正に使います。スポーツブラでも代用できますが、カップのあるものはやめましょう。和装ブラは胸をしっかりと支えてくれるので、年齢を重ねた方や大きな胸の方には和装ブラがおすすめです。

浴衣に衿芯

ゆかたにも衿芯を入れることでシュッとした衿元になります。


 
汗を吸うとヨレヨレになりがちなゆかたの衿元を助けてくれるのが、きものに必ず使う衿芯です。衿芯(衿カラーとも)には硬さや素材・形にいろいろな種類があります。ゆかたなら柔らかいタイプの衿芯がおすすめです。仕立て上がりの浴衣には衿巾がややせまく、つるりとしたプラスチックの芯は入らないことがあります。その場合はメッシュなど細めの衿芯を選んでください。いきさでゆかたを別仕立てされた場合は、あらかじめ衿芯が入れられるようにしてあります。
 

下駄を履きやすく


 

①親指と人差し指の間の付け根が下駄の前つぼにぴったりついていると、歩くときの力がそこに集中してしまい、足が痛くなってしまいます。そこで、最後まで足をつっこまず、前つぼの間に指1本分くらいのすきまをあけます。歩きにくそうにも思えますが、親指と人差し指で前つぼを挟むようにすると歩きやすく、足の健康にもよいそうです。

 


 

②鼻緒を横からつぶすようにして揉みます。そうすることで鼻緒が柔らかく、当たりも優しくなります。

 

 

鼻緒の長さが足に合っていることも大切です。長すぎても短すぎても足に負担をかけてしまいます。長くすることはお家でもできますが、鼻緒は裏でしっかり結ばれているため、もっと長くしたいときや短くしたい時はいきさの鼻緒すげ師にお任せください。(鼻緒の生地や紐の長さによっては調節できないものもあります。)

 

自分でできる鼻緒の伸ばし方


 

①履く前に手を入れ、手の甲で持ち上げるようにして鼻緒をゆるめます。

 


 

②絵のように両手を入れて、かかとをおさえながら外側に広げます。

 

 

※伸ばしすぎると元に戻すことはできないため、試し履きをしながら少しずつ伸ばしてください。

伸ばしすぎてしまったときは、いきさの鼻緒すげ師におまかせください。
 

食べ物をこぼしたとき


 

①汚れを広げないようにティッシュでつまみ取ります。

 


 

②浴衣の表と裏からティッシュを当てて、汚れを吸い取ります。

 

 

※飲み物の場合も同じように汚れをティッシュで吸い取ってください。
※そのままにしておくと変色の原因になるため、お家での手洗いが心配なものはプロのシミ抜きに任せてください。