日本の伝統文化は、さまざまな世代を超えて受け継がれています。決してなくなる物ではなく、なくしてはいけない物です。昨年末から各地の呉服店で催事やイベントは再開してきましたが、いまだに作り手の状況は厳しく、職人を維持し、若年技術者を育成することが困難になっております。今回京都の工房を助ける為に国から補助金を受け、魂がこもった力作を職人たちが作り上げ、個々の作品を競う美術展を催します。
厳しい環境の中でものづくりに積極的に取り組まれている工房に何かできることはないかと私達呉服店・問屋は全国のお店で皆さまからご投票いただき、そのご意見をものづくりに生かしていただくという形で応援することを決定致しました。岡山県ではいきさが投票会場となりました。コロナ下ではございますが、是非是非38工房の職人の技にご投票をお願い致します。
今年創業44年、たくさんのお客様にお力添えを頂き、いきさを育てて頂きました。感謝を力に変えて、これからもすばらしい着物を皆様に楽しんでいただくために企画いたしました、創業祭に行う京友禅の粋を尽くした作品への投票会です。
期間は令和 ４ 年4月16日(土)から4月18日(月)の3日間、朝10:00～夕方18:00です。伝統ある京手描友禅を未来へつなぐため、皆様のご意見を頂きたい。何とかお手伝いをお願いしたいのです。何卒、宜しくお願い致します。